驚きの回答続々!あなたの会社の変なルールを聞いてみた
会社のルールは十社十色?
どんな会社の職場にも、仕事をするにあたって守るべきルールというものが存在します。
どんな会社の職場にも、仕事をするにあたって守るべきルールというものが存在します。
そのルールとは、職場に限らず社会全体で守るべきものが大半ですが、中には他の会社にないような変わったルールも存在しています。
そんな変わった職場ルールを、アンケート回答の中から紹介していきます。
朝礼しながら美顔体操
ほとんどと言っていいくらい、大半の職場で行われている朝礼。まずは、その朝礼での変わったルールを見てみましょう。
①朝礼しながら美顔体操をする。
②毎朝、讃美歌を申し送りの前にみんなで歌う。
③朝礼時に社歌および季節の歌の斉唱。毎日。おかげ様で、知らなかった素敵な歌の存在をたくさん知りました。
④朝30分は英語の勉強。
「ラジオ体操」「スピーチ」「社訓の復唱」など、朝礼でのルールに関しては多くの意見がありましたが、中でも特に印象強かったのが上記の意見でした。
国際社会に備えて英語の勉強、教養を身に着けるための歌、よりよい表情を作るための美顔体操など、職場によって様々な試みがあり、そのルールが実を結んだ例もあります。
毎年占いでラッキーカラー
⑤見た目が地味すぎてはだめ。社長夫妻の好み。
⑥社長の趣味で、男性はジャケット着用必須。
⑦社長が毎年ラッキーカラーを占いで決める。そのため毎年、名刺や営業部の資料、会社案内などの資料にある、社名ロゴの色変えや刷り直しから始まる。
⑧占いに凝っていた社長の一声で、半年に一度、フロアの移動、模様替えを行う。毎回、忙しいのに半日潰れて大迷惑だった。
職場のルールは社長の好みや意見が反映されることが多いですが、その傾向が特に強く出ているのは、服装や職場の内装に関係したルールでした。
中には、占い好きで、社運を賭けているとも言える社長さんもいて、社員の業務に差し障る場合もあるようです。まあ、それで会社業績も良いのであれば、文句の言いようもありませんが…。
ランチ定食はAかC
業務に関係がないため表立っては言われないけれど、事実上ルールと化している、いわゆる“暗黙のルール”もいくつかありました。
⑨女性の制服が2種類あって、好きな方を着ればよいはずなのですが、若い人組とベテラン組とでどちらを着るか、暗黙のルールがありました。
⑩早く終わっても遅く終わっても、その後みんなでお茶タイム。無言の圧力で、早く帰りたくても参加しなくてはいけなかった。
⑪ランチは、AかC定食。近くの食堂でみんなと一緒に食べるのですが、BとDは時間がかかるので、頼んではだめという、暗黙の了解。
⑫上司、ベテランさん達に横のつながり(同期)の話をしてはいけない。名前を出すのもいけない。裏で詮索されるから。
いくら業務に関係ないとは言っても、こういった暗黙ルールを破ってしまうと、組織での人間関係に影響が出るので、渋々従うしかない。
それが当たり前になる事で効率的な面もあるかもしれません。が、いつの間にか、窮屈な社風を作っている原因となっていた、という点も忘れてはいけませんね。
残業申請には一発芸
職場の雰囲気をよくするために設けられたルールも、回答で出ています。
⑬事務職。電話応対を基本的にやる人はデスクに鏡を置く。自分が笑顔かどうか鏡を見て、電話応対する。
⑭「ご苦労様」は禁句。「ご快労様」と言い換える。
⑮昔勤めていた会社。課長とか役職は使わず、役員も含め、すべてさん付けで呼ぶ。社風を反映していて好きでした。
⑯残業申請の締切時刻を過ぎてしまった場合でも、一発芸をすると申請が認められる職場です。
職場の雰囲気が悪ければ、仕事へのモチベーションが下がるのは、どこへ行っても同じです。
風通しの良いルールを続けることによって会社全体になじめば、明るく温かな雰囲気の働きやすい職場になりそうですね。
縛るだけがルールではない
また、このような職場のルールもありました。
⑰社長の指示で「電話1本分の遅刻なら遅刻にしなくていい」と言われ、タイムカードを押さずに、手書きで定時の時間を記入。
ただ、そのルールになってからむしろ遅刻が減ったような記憶が。
社長の寛容さが社員のやる気を上げた。
会社組織は規則で縛ることで、適正な運用が行われる。
しかし、経営者が規則に寛容さを発揮することで、逆に社員のモチベーションへ繋ぐことができた。そういう事例です。
会社のルールとは、社員を縛り上げるだけではいけない。適度に制約を課しつつも、開放的な社風や、社員の前向きな気持ちに繋がるルールも必要。